こんにちは!ヘルスフードアドバイザーの井町清水です。
今日は、2か月前から月に2回自宅にお伺いして、
作り置き料理を2時間で4~5品作ることで
食事サポートしている方のお話です。
高齢になって食事作りが嫌になったら?
以前は料理は好きだったという女性。息子さんと二人暮らし。
糖尿病もあり血糖コントロールのためにも、
夕食の配食サービスで毎日の最低限の食事がとれるように
工夫していましたが、朝食と昼食も自分で作ることが、
できない状況になってしまい、パンとバナナばかり
食べるようになった。血糖値も高くなり、生活リズムも
崩れてきて、ますます、台所に立つ習慣が少なくなって
しまいました。統合失調症の息子さんの食事も本当は
母親である彼女の役割。
そういう訳で、何とか自立支援できないかと
ケアマネージャーさんから相談を受けました。
栄養指導も含めて、もう一度、料理を作れるように
冷蔵庫にある野菜や肉、卵、魚などで5品くらいを
作って、食べてもらうことから、少しづつ料理に
興味を持ってもらえるように、コミュニケーション
を重ねてきました。
まだどうすることが正解なのかは判断が難しいところですが、
作り置きでもおいしく食べてもらえたら、元気になって
自分も何とかしたいと思っていただけるような気がしています。
朝食は一日のはじまり
生活のリズムをきちんとするためには、朝起きる時間を決める。
朝食の時間を一定にすること。
二人とも朝が苦手。なので朝と昼兼用でパンとバナナを食べて
お腹がすけば、バナナをむいて食べている。
現実を改善するように少しでも作り置きで組合わせて
主菜(肉、魚)+副菜+副菜(汁もの)+主食で
定食メニューを食べるようアドバイスしています。
分かっていても、できないところを、少しづつサポートできたらと
毎回、元気づけて、楽しく食事作りに向き合っていけるように。
何度も何度もお話しています。
何とか笑顔が見えてきて、良かったなと思えた一日でした。