バジルの栄養や効能効果について
今日はパン教室で生のバジルのパンを作って部屋中バジルの香りが
広がってとても爽やかで、リラックスした気分に包まれて豊かな時間を
皆で過ごしました。今が旬のバジル、トマトととても良く合うので、
パスタやピザ、パンに、サラダにといろいろ楽しみたいところ。
ハーブティーもいいですね。
■鎮静効果・リラックス効果
■食欲・消化促進効果
古代から薬草だったバジルの栄養成分と働き
バジルは古代ギリシャの”王家の薬草”として浴湯・薬に
利用されるなど古くからその効能が知られている。
日本には江戸時代に中国から到来。バジルの種子に
水を含ませるとゼリー状になり、これで目に入ったごみを洗って取れるので
“メボウキ”と呼ばれていた。
また、咳止めや、鼻の通りを良くするともいわれていた。
〇β‐カロテン
バジル100ℊ当たり、6300μgのβ-カロテンが含まれる。
β‐カロテンは、抗酸化力を持つカロテノイドの一種。
粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保つ働きををします。
体内では、必要に応じてビタミンAに変換される。
〇ビタミンE
バジル100ℊ当たり,3.5mgのビタミンEが含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があり、体内の細胞膜の参加や、
血液中のLDLコレステロールの参加などの活性酸素から
身体を守ります。
〇ビタミンK
バジル100ℊ当たり、440μgのビタミンKが含まれています。
ビタミンKは、血液凝固因子の生成を活性化させるため、
止血に関与します。また、骨や血管の健康維持にも役立ちます。
たんぱく質に作用し、骨形成を促す働きがあります。
〇カリウム
バジル100ℊ当たり、420㎎のカリウムが含まれています。
カリウムはナトリウムと共に細胞の浸透圧を維持し、
体内の水分排出に深く関係している栄養素です。
塩分の摂り過ぎには腎臓でのナトリウム再吸収を抑制し、
尿中への排出を促進します。
そのほか、心臓や筋肉機能の調節など様々な作用があります。
〇カルシウム
バジル100ℊ当たり,240mgのカルシウムが含まれています。
カルシウムは歯や骨の主成分です。骨形成に関わるほか、
筋肉運動を助けたり、ホルモン、神経の働きにも関与
しています。体の生命維持活動にかかわる、さまざまな
役割を持つミネラルです。
バジルの栄養を効率的に取り入れる方法
バジルに含まれる脂溶性ビタミンやβ-カロテンは、
油に溶け出すことで、体内に吸収されやすくなります。
生のバジルはオリーブオイルやにんにく、松の実やチーズなどと
合わせてペーストにするのがおすすめです。
ソースにするとたっぷり食べることができます。
また、フレッシュなバジルは時間がたつと香りが飛び、
色も悪くなりますが、オイルと合わせることでその風味を
ソースに閉じ込めることができます。
相性のいいトマトと組み合わせたバジルソースにするのがおすすめです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
健やかな一日をお過ごしくださいネ。